人気ブログランキング |

こどもメガネ専門店 ノイエ・キッズ スタッフブログ

カテゴリ:レンズ( 5 )

強度遠視の方に キャタラクトレンズ

こんにちは
すっかり寒くなりまして、
街のところどころでクリスマスソングが聞こえるようになってようになってきましたね
みんなの楽しみなクリスマスまであと少し♪
店長もクリスマスパーティーを楽しみにしてます



さて今回も、ちょっとコアなレンズについてお話

「強度遠視なのですが、作成はできますか?」

眼科さんや、お客様より時々あるお問い合わせです。


いわゆる一般的に

弱度 S+0.25D +3.00D未満
中度 S+3.00D以上 +6.00D未満
強度 S+6.00D以上
※D(ディオプトリー)は、近視や遠視の強さを表すときの単位

となりますが、稀にこれより強い度数の処方箋をいただきます。

S+12.00までなら、単焦点レンズでも作成できるレンズはあるのですが

この度数を超えてくる処方もございます。S+20.00Dを超える度数もちらほら



お子様の場合でも、先天白内障術後などで必要な場合があります。

その症例に対応できるのが、

キャタラクトレンズ

cataract lens


なぜ、キャタラクトレンズというのか

それは、英語でcataract」 

というのは日本で言う 「白内障」

昔といっても約30年前は、今は常識となっている眼内レンズもまだ出始めだったそうで、まだまだ世の中に浸透する前…

白内障術後は、目の中にある水晶体(約20D)を取り除いてしまうために網膜に焦点が全く合わなくなってしまうので、水晶体の代わりに用いられたレンズでした。




ちなみに加工する前はこんなレンズ
強度遠視の方に キャタラクトレンズ_e0200978_293226.jpg

分かりやすいように言うと
真ん中(光学中心)が目玉焼きか、UFOみたいな形
強度遠視の方に キャタラクトレンズ_e0200978_29145.jpg



それをフレームに合うように削っていきます
強度遠視の方に キャタラクトレンズ_e0200978_29488.jpg

(こども枠に狭いPD、加工が難しいですが、、、綺麗に仕上げますよ)

フレームに入れるとこんな感じ
強度遠視の方に キャタラクトレンズ_e0200978_2102652.jpg

この症例は顔幅の割にPD(瞳孔間距離)が狭く、境目が分かるようになってますが、薄さ重視で内径を小さくしています。

眼科医よりハードコンタクトも勧められ、されていたそうですが、お子様には取り扱いが難しく、すぐに破損されていたようです。


上から見ると
強度遠視の方に キャタラクトレンズ_e0200978_2105363.jpg

凸レンズの形状上、どうしても前に飛び出してしまいますが、、、

度数の割には薄く仕上がります。こちらはHOYAのレンチキュラー(屈折率1.5)で度数は「S+18.50D」


ちなみに屈折率1.67だとこの仕上がり
強度遠視の方に キャタラクトレンズ_e0200978_15215112.jpg

しかもこちらは度数が「S+21.00D」


画像では若干分かりにくい?かもしれませんが、実際にサンプルをお見せします


キャタラクトレンズの中でも、当店は日本レンズとHOYAの2社

屈折率1.5 、超薄型の屈折率1.67 も含め、全5種類を取り揃え

処方度数やフレーム形状・フレームサイズ、お財布との相談により、レンズを決定していきます。
今や完全な特殊レンズとなったキャタラクトレンズ

分からないことだらけだと思いますので、ご丁寧に説明差し上げますので、ご安心を。
お子様にとって負担の少ない物を選んで、治療に役立てましょう。
by neuekids | 2015-11-18 02:18 | レンズ | Trackback | Comments(0)

EX(エグゼクティブ)レンズ と 二重焦点レンズについて


今回は久しぶりにレンズについてお話したいと思います006.gif

当店は「こども専門」という特性上、本当に色んなパターンのレンズの受注を受けます。

特殊レンズの中で多いのが、

EXレンズ
(エグゼクティブ)
 

以前にも、下記のブログにも記載させていただいております。

http://neuekids.exblog.jp/17350443/

開店当初は年に数組の受注の受注をいただいておりましたが、

最近は眼科さんから、「ノイエキッズならキレイに作ってくれるよ060.gif

というありがたいお言葉を頂く事も増え、月に数組受注、定番のレンズとなりつつあります。



大人では遠近として、ごく稀にご使用いただきますが(今はもうほとんど累進)、

お子様の場合は治療に

非屈折性調節性内斜視 部分調節性内斜視など特殊な斜視

高AC/A比の時に用いられるレンズです。



二重焦点レンズとは、ひらたーく言うと

「遠くの度数のレンズと、近くの度数のレンズが、1枚のレンズに合体したレンズ」

言葉では分かりにくいかもしれないので、下記の画像を

●こちらは通常の二重焦点レンズ(bifocal lens)
EX(エグゼクティブ)レンズ と 二重焦点レンズについて_e0200978_1446054.jpg


ドラえもんのポケットみたいな、、、

上が遠く、下が近く。 

と上下で異なる度数が入り、小児の場合は斜視治療などに用いられます。

ところが、お子様の場合は上下で大人みたいに使い分けることが難しいので、

スパーーンと上下を真っ二つにしたものが、下記の

EXレンズ
EX(エグゼクティブ)レンズ と 二重焦点レンズについて_e0200978_14591586.jpg


見たまま、近用視野も広いので、そんなに意識をしなくても使いやすいタイプです。

大体の眼科処方箋には

「エグゼクティブタイプで」 「できればEXタイプで」 等の記載があるので、
それに従い作成させていただいております。


ノイエキッズで5年も営業させていただいていると、

そのEXタイプでも作成できない強度遠視の二重焦点の処方が出てきます。
(メーカーには無理を言って作成範囲外で作っていただく場合もありますが、それでも限度はあります)

そんな時に僕達を助けてくれるのはコチラ

通常の二重焦点(bifocal)より、小玉がかなりワイドな45mm
EX(エグゼクティブ)レンズ と 二重焦点レンズについて_e0200978_159157.jpg


EXレンズみたいに真っ二つという訳にはいきませんが、

お子様の小さいフレームの場合、近用部分をかなりカバーしてくれます。
                            ※このレンズだと(約9割)



処方箋の指示通りにEXレンズになることが多いですが、難点は厚みと重さ。横から見ると

EX(エグゼクティブ)レンズ と 二重焦点レンズについて_e0200978_1515394.jpg

左・EXレンズ  右・小玉45mmタイプ

(どちらも同条件 S+4.50)




それぞれメリット・デメリットありますので、当店では丁寧にご説明さしあげます。

治療にあたり、何かご不安な点(メガネ・レンズについて)がございましたら、当店までお問い合わせください。
※処方内容については、処方された眼科様にお願いします。
by neuekids | 2015-10-15 15:55 | レンズ | Trackback | Comments(0)

EXレンズ

来週月曜から1週間、
大阪の眼鏡学校にスクーリングに行きます
 

店長・清水です。

色々な店舗で働いている外部の人たちと接し、
うちの店舗とはまた違う空気感を肌で感じてこようかと思います070.gif

1年に2回の貴重な時間、 楽しみにしています。




今回もレンズのお話EXレンズ
非屈折性調節性内斜視・部分調節性内斜視など特殊な斜視(遠用と近用の斜視角が違う場合)の場合には、
多焦点レンズ(二重焦点レンズ)が必須で、

その中でも、EXレンズ指定の処方箋を年に何度か頂きます。

眼鏡店ではなかなか、馴染みのないレンズかも知れません
私は視能訓練士の養成校で習いましたが、斜視や弱視などを扱っている眼科ではそこそこ知られているレンズ
眼科の中では、小児の二重焦点=EXレンズ となっていることも多いと思います。

現在取り扱いのできるEXレンズはこの1種類のみ

ちなみにEXレンズとはこんな
EXレンズ_e0200978_1456409.jpg

遠用と近用がキレイに真っ二つ

ただ、屈折率が1.5のものしかなくかなり厚めに
遠用部が+5.00を超えるような中等度遠視になると、厚みが9mmを超えます
+1.00でも約4mm(外径指定をかけても)

ご来店していただいた時は、それぞれメリット・デメリットがあるので、
色々な角度からご説明させていただいてます。
(少し話がややこしくなることもありますが、丁寧にご説明さしあげます)

大人とは違い、治療用のメガネ

だから見た目を気にしなくて良いのか

そんなことはありません。

薄く仕上がるほうが、見た目もスッキリ
本人様にとっても負担も少なくスッキリ

薄く仕上がる通常の二重焦点レンズにするか、

二重焦点の中でも、近用部分がかなり広いものにするのか、

レンズの厚さ、近用部の視野の広さ、価格などを考慮、いつも悩まされるところです。



弊社では、色々な選択肢の中から、対応できるよう取り揃えているので、
お子様に合ったレンズをオススメさせていただきます。


フレームの入荷ブログはスタッフに任せることにして、

次回もまた、特殊なレンズについて書いていきたいと思います。
by neuekids | 2012-02-10 15:55 | レンズ | Trackback | Comments(0)

レンズのお話(プラスレンズの薄型加工)

こんにちは072.gif
夏休みも今日も含めてあと3日
いかがお過ごしでしょうか018.gif

スーパーボールすくいもあと残りわずか(8月いっぱい)
ご来店もお早めに060.gif



今日もまたレンズのお話
お客様よりよくお伺いするのが、

「なぜ1週間かかるのか?」

在庫レンズであれば、即日加工や、時間をもらっても1~2日で仕上げたりしますが

当店は弱視斜視治療用の処方箋がかなりの割合を占めます。

弱視治療用レンズの大半が遠視用のプラスレンズ

ごく簡単に言えば虫眼鏡と同じ構造で、真ん中が厚くて、端が薄いレンズ
度数が+3.00を超えてくると、中心厚がそこそこになってくるわけです

プラスのレンズを使用される場合、オプション(外径指定・HELP加工など)をつけることで
少しでも薄く仕上げる事が出来ます

レンズの径を何mmにするか、フレームに合わせて計算して、発注
在庫レンズとは違い、発注してからレンズを作り始めるので時間がかかります。
つまり、そのお子様に合わせた完全特注なものです


ちなみにこんな感じで
両眼とも+4.00 全く同じグレードのレンズですが(屈折率1.6の薄型レンズ)
右目は1週間かけて薄型加工  左目は翌日仕上がりの通常加工
レンズのお話(プラスレンズの薄型加工)_e0200978_12553636.jpg

左右の違い、お分かりいただけますか?

治療用の眼鏡なので、常用されるお子様が多いと思います。
少しでも違和感少なく掛けていただくために、少しでも薄く・見た目もキレイに

お子様にとって、より良い眼鏡を006.gif

当店はイタズラに高い商品を勧めたりはしません。
そのお子様に合った、適切なレンズを説明させていただいています

度数・レンズの種類・フレームの大きさ・瞳孔間距離などの条件によっても厚みは変わる事が多いので
詳しくはご来店の上、スタッフまでご相談ください



枕草子の一文に
「秋は夕暮れ~」という言葉もありますが、
その気候に少しずつですが、近づいてきました。
レンズのお話(プラスレンズの薄型加工)_e0200978_13552639.jpg

これは先週24日の撮影
暑いのももう少しの辛抱……
by neuekids | 2011-08-29 14:18 | レンズ | Trackback | Comments(0)

眼鏡の加工(レンズ)

今日は珍しくレンズのお話。

基本的にお子様のレンズはプラスチック製になります。
ガラスレンズもあり薄く仕上がる場合もありますが、お子様にはオススメできません。
何故か、、、


・落としただけで割れてしまう可能性が高い
  (プラスチックだからと言って割れないわけではありません)
・割れた時の破片が鋭利
・重い
  などなど、
  プラスチックより薄く仕上がる、キズがつきにくいメリットもあります。
  厳密に言えばもっと、双方にメリット・デメリットがあり、
  トータルで考えるとプラスチックに軍配が上がるわけです



レンズの加工前の状態をご紹介


ちなみに加工する前のレンズはこんな状態です
眼鏡の加工(レンズ)_e0200978_1626581.jpg

真横から見るとこんな感じで
眼鏡の加工(レンズ)_e0200978_16342488.jpg

ちなみにこれは近視矯正用のレンズ


レンズによっても違いますが、だいたいの直径は65~75mm

このレンズをフレーム・お子様の目の高さ、瞳孔間距離に合わせて削っていきます
最近は機械もどんどん進化していて、一昔前に比べると加工もかなり楽にはなっていますが、
最後はフレームに合わせて手刷りで細かい調整・面取りを行うわけです。


当店はこどもメガネ専門店ということで、
プリズム眼鏡・二重焦点レンズ・強度の遠視レンズなど
他の眼鏡屋さんで「断られた・ウチの店では対応できません」と言われて
来店される方も多くいらっしゃいます。


その一部をご紹介

これがプリズムの入ったレンズ
(斜視がある時に、光を屈折させ斜視眼を正常眼と同じ視標が見えるようにする)
眼鏡の加工(レンズ)_e0200978_1640546.jpg

近視レンズとは違い、片側が厚くなって反対側が薄くなっています
眼鏡の加工(レンズ)_e0200978_16402039.jpg

削って枠に入れると
眼鏡の加工(レンズ)_e0200978_17285243.jpg


強度遠視で+20.00を超えると、ほぼ1cmの厚みに
眼鏡の加工(レンズ)_e0200978_16461663.jpg


などなど、兵庫県唯一のこどもメガネ専門店として
どんな症例の処方箋にも対応できるよう心掛けています。
ちょっとした分からないことでもお気軽にご相談ください
by neuekids | 2011-08-13 17:32 | レンズ | Trackback | Comments(0)

神戸元町商店街 こどもメガネ専門店 ノイエ・キッズ
by neuekids
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

公式HP

【こどもメガネ専門店】
ノイエ・キッズ
【姉妹店】
メガネ工房ノイエ

最新の記事

ノイエキッズ 通常通り営業
at 2020-04-10 10:53
HUSKY NOISE新作
at 2020-03-24 17:27
アイハピー 取り扱い開始
at 2020-03-13 18:24
谷口眼鏡 【TURNING ..
at 2020-02-28 14:52
オモドック × ノイエキッズ
at 2020-02-18 10:00
AKITTO 2020 新作..
at 2020-02-11 17:16
omodok new fac..
at 2020-01-28 13:31
年末年始営業のお知らせ
at 2019-12-28 12:26
Less By Kodomo..
at 2019-11-29 14:49
おしゃれの秋、AKITTOの秋
at 2019-11-15 14:12
TURNING Step 「..
at 2019-11-01 12:21
omodok、新色入ってます
at 2019-10-18 17:36
ノイエキッズ神戸元町店 臨時..
at 2019-10-12 11:45
ZEISS国際近視シンポジウム
at 2019-09-20 12:04
HUSKYNOISE 新作 ..
at 2019-09-05 10:00

以前の記事

2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月

最新のコメント

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル

イラスト:まるめな